管理職年俸制制度設計
業界・業種 | 情報通信業 |
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社員規模 | 400名 |
実施期間 | 6か月(給与制度設計) |
課題・提案
競争激化する業界において、外部労働市場における給与水準が上昇し、優秀な管理職メンバーを中途採用する際には、調整給を支給せざるを得ない状況となっていた。
中途採用時の格付けの不具合を解消し、優秀な管理職を確保すること、管理職の業績に対する貢献に報い、業績達成へのコミットメントを高めることを目的とし、年俸制の給与制度を提案・設計した。
中途採用時の格付けの不具合を解消し、優秀な管理職を確保すること、管理職の業績に対する貢献に報い、業績達成へのコミットメントを高めることを目的とし、年俸制の給与制度を提案・設計した。
支援や結果
給与制度
自社における年俸制の基本事項を定めた上で、「業績へのコミットメント向上」と「採用競争力強化」の2大方針を実現する制度設計を行った。
- 年俸制の基本事項として、対象層、年俸の構成、支給方法を決定
- 年収における業績連動比率を高め、会社業績、個人業績との連動性を強化
- 会社業績と個人業績は、それぞれ別に年俸に反映する仕組みとすることで、会社全体の業績に依存しない部分を確保し、市場の変動や不確実性に対する保護を組み入れ
- 一方、生活への影響を踏まえ、基本年俸比率を定め、一定程度の年収が保障できる仕組みを組み入れ
- 上限年収の引き上げ、既存社員の調整給を廃止
上記に基づき年俸制度を設計し、その後社員説明会資料作成、個人別移行シミュレーション等を経て、プロジェクトキックオフから約半年後に新人事制度を導入。